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藤田嗣治・挿絵本第1作 小牧近江「数篇の詩」仏文 Quelques Poemes [限定210部の174番 1919年]

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 藤田嗣治・挿絵本第1作 Komaki Ohmia(小牧近江) Quelques Poemes (数篇の詩) 仏文 限定210部の174番 1919年 サイズ 21×14cm 16頁 挿絵12点

 1919年にパリで発行された記念すべき藤田画伯の最初の挿絵本で、小牧の見事なフランス語による詩文の傍らに12点の実にきれいな線による瀟洒な挿絵が入っており、個々の絵に付されたまだなれない手つきの漢字の署名が印象的です。小型本ですが麦わらで閉じた優雅な装丁の限定本で210部と発行数が少ないので滅多に市場に出ない稀覯本です。
 小牧近江は雑誌「種蒔く人」を創刊し革命歌「インターナショナル」を最初に翻訳した反戦活動家ですが、この数篇の詩は若き日にフランスに留学した彼が、フランスを去る直前に、悲恋に終わった仏人女性への万感の思いを込めて作成した記念品なので最初の3頁分の私訳を付しておきます。、 1頁 わが悲しき心に 遠く 遠くへ 去りゆきし 夕べの数々 ・・・・・  2頁 マダム、われに言葉なく わがこうべは あなたの胸に ゆるやかに安らぐ こぼれ落ちる 涙 ・・・・・ 3頁 口づけの中で わが眼はうるむ 貴女はわが血潮を飲み尽くせり いつか あなたは 忘れるのだろうか? そのようなことが ありえようか ・・・・・

 コンディション:表紙の周辺に薄い汚れがあります。画像2番目に見られるように見返しの左下隅に1.5cmほどの欠損がありますが本文はしみや汚れがほとんど無く大変きれいな状態で挿絵も鮮明な良本です。