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奉公偉績画巻(日清戦争記念画集)  高橋松亭 特大版画67枚 52×39cm 序・跋5枚 図解67枚、[非売品 保勲会 明治28〜30(1885〜87)]

販売価格: 285,000円
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 奉公偉績画巻(日清戦争記念画集) 特大版画67枚 52×39cm 序・跋5枚 図解67枚 画・高橋松亭 彫り・木村徳太郎  刷り・麻生重利 用紙は上質の奉書紙で第一図冒頭の1枚のみ石版画、残り66枚は木版画。非売品であり全図揃いの貴重品

 これは日清戦争に従軍して国に「奉公し偉大な業績」を挙げた将兵たちの記念として保勲会から発行された特大版の画集です。同会は別に「奉公偉績戦記」という戦史も刊行しましたが、その際、日清戦争の経緯と武勲を誇大に記さず、史実に即して忠実に伝えることを主眼とし画集については編纂要目の中で次のように明記しています。
「画巻は地理を詳らかにし武器・武具その他戦地に用ゆる物品類すべて実物に就いて真を写す」
このような方針に基づいたのでこの画集は浮世絵風の華やかな戦いの場面よりも戦地の実景と兵士の苦難と敢闘の実情を描いたものが多く、その点で戦争画としては地味ですが現場の状況を知る資料として貴重なものになっています。
各々の絵には薄紙の図解が貼り付けられ第一図から六十四図まで番号が付いていますが一図〜三図は2種で2枚づつあるので総計すると67枚になります。なお序文の目次には第一「発行の大意」から第七十一「福羽子爵跋文」までの番号が付され絵については第五「宮中正殿御前会議」から第七十まで画題が記されていますが、実際の画の図解と順番が違うものが多数あるので注意が必要です。

 コンディション:製本されていない67枚の大判画集の体裁なので一部の絵、特に最初の数枚には周辺にすれや傷みがあり、薄紙の図解にしわ、折れ跡、小さな破れなどが見られます。版画本体については余白に汚れがあるものが数枚ありますが絵柄には汚れやシミがほとんどなく全体的にきれいな状態です。二つ折りにして保存されていたため絵図の中央に折れ跡があります。